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教授挨拶

お知らせ

歯科口腔外科 教授 竹川政範

 

 初代 北進一教授、二代目 松田光悦教授のご指導の下、旭川医科大学歯科口腔外科は臨床、研究を発展させてきました。この度、3代目歯科口腔外科学講座教授に就任致しました竹川政範です。歯科口腔外科では顎変形症、口腔腫瘍、埋伏歯、口唇口蓋裂など口腔外科診療および基礎疾患を有する患者様の歯科診療を中心に行っておりますが、最近では口腔ケア、インプラント治療による口腔機能の回復など歯科口腔外科の診療範囲が広がっています。

 インプラント治療に関しては、当院は北海道では数少ないインプラントを使用した広範囲欠損補綴治療の施設認定を受けており、顎骨腫瘍、口唇口蓋裂や外傷等による口腔機能低下した患者様の口腔機能の回復に適応しています。がん治療の際に行う口腔ケアに関しては、術後合併症の減少、医療費の削減効果がある事が認知されてきました。歯科口腔外科は、がん患者様を支える医療としての口腔ケアを充実させ、さらに普及させるための活動を行っています。

 研究面では、講座開設当初から骨再建の研究を行っています。最近は、幹細胞を使用した骨再生の研究を行っており、多くの大学院生が骨再生の研究で学位を取得しています。国際貢献では、日本口唇口蓋裂協会が実施しているベトナム社会主義共和国ベンチェ省医療援助活動へ参加しています。本活動には、医学部学生、看護学科学生も参加しています。

 歯科口腔外科は皆様との協働の上で成り立っています。医療の充実と発展のため医局員一同、微力ではございますが誠心誠意努力致しますので、皆様のご指導、ご支援を賜りますようお願いします。

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